Autoimmunology Research

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自己免疫性甲状腺機能低下症患者におけるビタミンB12およびビタミンDレベルと抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体との相関関係

背景
本研究は、自己免疫性甲状腺機能低下症患者におけるビタミンD(vit-D)およびビタミンB12(vit-B12)レベルと抗甲状腺ペルオキシダーゼ(抗TPO)抗体との相関を調べるために企画されたものである。

 

方法
自己免疫性甲状腺機能低下症と診断された130名の患者をレトロスペクティブに研究対象とした。患者は、vit-B12値が200 pg/mL未満の群(n = 60)と200 pg/mL以上の群(n = 70)の2群に分けられた。この2つのグループを、年齢、性別、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、フリーT4(FT4)、vit-D、および抗TPOの観点から比較した。これらの群では、vit-B12と抗TPO値の相関も調査された。次に、患者をvit-D値によって4群に分けた。vit-Dレベルが正常な患者(25[OH]D > 30 ng/mL; n = 5)、vit-D不足の患者(20? 30 mg/mL; n = 9)、vit-D不足の患者(10? 20 ng/mL; n = 43)、重度のvit-D不足の患者(<10 ng/mL; n = 73)であった。これら4群は、年齢、性別、TSH、FT4、vit-B12、および抗TPO値の点で比較された。さらに、vit-Dと抗TPOのレベルの相関も調査した。

 

結果
ビタミンB12欠乏症とビタミンD欠乏症は自己免疫性甲状腺機能低下症と関連しており、これらの患者ではビタミンB12およびビタミンDレベルと抗TPO抗体との間に負の相関があることがわかった。

 

結論
自己免疫性甲状腺機能低下症の患者では、診断時および定期的なフォローアップ時にvit-Dおよびvit-B12の欠乏を調査する必要がある。

 

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov